転職活動の大まかな流れ
初めての転職活動はどのように進めたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
昨今では日本特有の終身雇用、定年まで同じ会社に勤め上げるべきという概念は変わりつつあり、専門性が求められる職業は特にキャリアアップのために職場を変えるいわゆる「転職」が当たり前になってきました。
しかし、就職とは異なり転職の場合、時期が決まっているわけではなく、働きながら転職活動を行わなければならないため、ある程度の流れを把握した上でスムーズに進めなければ、最悪の場合職を失ってしまうリスクもあります。そこで今回は、転職活動の大まかな流れについて確認しましょう。
・まずは準備をする
まずは自分を見つめ直し、なぜ転職を考えるようになったのか、転職をする目的は何か、転職先に求める条件は何か自己分析を行い、転職活動の軸を決めましょう。
今まで自己分析をしたことがない方には、仕事において今自分ができること=can、仕事を通じてしたいこと=what、自分がやるべきこと=must、この3点をより具体的に考えてみることをおすすめします。そして5年後10年後、仕事で自分がどうなっているかを想像し、そのゴールに向けてどのようなキャリアを積む必要があるのかを想像しましょう。
・転職サイトなどを活用して求人を探す
ある程度転職先をイメージできたら転職活動に必要な書類を準備しましょう。ポイントとしては、履歴書だけでなく職務経歴書が必要になるということです。職務経歴書は前職で得たスキルや実績をアピールするものなのでかならず用意します。
選考書類の作成が完了したら転職サイトや転職エージェントを利用して求人を探します。
転職サイトは学生時代にアルバイトを探す時などに利用した方も多いと思いますのでイメージしやすいと思いますが、転職においては業界特化型のサイトが多く存在するので、自己分析した内容を基に希望条件を満たせそうな転職サイトに登録しましょう。
また、転職サイトは数が多く、求人数が膨大なため求人を探すだけでも時間がかかります。そこで、転職エージェントに登録し、転職支援をしてもらうことをおすすめします。
転職エージェントは、転職専門のキャリアアドバイザーが求人の紹介から選考書類の準備に至るまで一貫して支援してくれます。
さらに、転職エージェントは転職希望者が転職を成功させた後に転職先の企業から紹介料を取る流れになっているため、転職希望者は無料で転職支援サービスを受けることができます。
・求人応募して内定を勝ち取る！
希望条件に合った求人をみつけたらいよいよ求人に応募します。
ここまで来れば後は選考を進め内定を勝ち取るだけです。いくつかの面接を重ねる中で自己分析が増し、条件が変わるケースもありますので、内定が出たからといってすぐに内定承諾せず、もう一度自分を見つめ直し、最後まで慎重に転職活動するようにしましょう。